ハイヒールで歩くだけでは足りない

ハイヒールと共に生きてから
8日間も素足のエクササイズを
行わなかったのは初めてである

 

行わないとその後、どうなるか
承知と覚悟で選んだことであった

 

これ迄、バカンス中であっても
素足のエクササイズは行っていたが
クルージングバカンス2018 ①
綴ったが、今年は身体を休めることが
先決であったことが理由であった

 

しかし、私が想像した以上に
状況は酷くなっており
改めて素足のエクササイズの
重要性を感じずにはいられなかった

 

プールサイドではZanottiの
15cmのプラットフォームで過ごし
ディナーでは当たり前に12cmや
13cmのルブタンのクラシカルで
常に過ごし、ルームでも同じく
スリッパではなくハイヒールだった

 

それでもハイヒールで歩くだけでは
全く足りないと感じたのは旅を終えて
自宅へ戻り、家で待機をしていた
15cmのルブタンのハイヒールに足を
入れた瞬間に体重が完全に踵に乗った
状態で歩いていることに驚いた

 

自分では母子球に体重を乗せている
つもりであったが、それが文字の如く
「つもり」で過ごしていたのだ

 

改めて人間の身体の錯覚とは
恐ろしいと感じ、私たちの身体は
無意識に緩い方向へ流れていくと
これ程までに強く感じたことは
なかった

 

ハイヒールと共に生きていると
天狗になれず、謙虚で生きて
いられることは、このようなこと

 

所詮、人間は努力をしなければ
落ちてしまい、それは脳だけでは
なく、身体も然りである

 

人の成長を止めるのは
「出来ている」との思い込み
これこそ、恐ろしいものはない

 

自分がまさか踵に体重が乗って
いるとはと衝撃ではあったが
一方ではこれ迄に感じたことが
ない世界を味わった

 

それは、こんなにも無意識に踵に
体重が乗るとはヒールが折れるで
あろうと自分の靴が心配になった

 

同時に踵に体重が乗ることは
人体学の観点からは母子球に
体重が乗っていない証拠である

 

それは体重が自動的に外側に
流れることで
足と脚の外側に負荷が掛かる

 

結果、ふくらはぎの外側ばかりが
発達し、O脚の原因ともなり
又、軸が確立出来ておらず背中が反り
腰痛の原因ともなる

 

踵に体重が乗ると云うことは
安易に考えてはならず
健全な身体に影響を及ぼし
美しい脚のハーモニー創る事は
残念ながら不可能である

 

こんなにハイヒールを履いても
全ては土台となる素足の
エクササイズなくしては語れない

 

素足のエクササイズがあるからこそ
ハイヒールで適切な筋肉を使い
正しい身体の使い方が出来
結果、それが形として身体の健康
身体や脚のラインに嘘偽りなく現れる

 

素足のエクササイズには椅子の
エクササイズを合わせて五つある

 

椅子のエクササイズでは母子球と
足(脚)の内側の筋肉を意識する
ことで母子球に体重が乗らないと
どれ程、足(脚)の外側に負荷が
掛かっているかを感じる事が出来る

 

これがベースで4つの素足の
エクササイズが始まるが
一つ目のエクササイズは腹筋
母子球、脚の内側、内腿、膝と
身体の全てを鍛えることが出来る
万能なエクササイズである

 

フラミンゴのエクササイズは
一つ目のエクササイズが
ベースであるがハイヒールに
必要な膝の筋肉に特化をしている

 

特に多くの方が前足を地面へ
着地させる際に膝が曲がりやすい
膝が曲がることは母子球に体重を
完全に乗せることは出来ない

 

また、足を通過させる際に
一本の膝が抜けやすいことが
バランスを大きく崩す要因で
あり、ここにも特化をしている

 

踵から着地をするエクササイズは
外反母趾のトラブルを抱えている方に
非常にお勧めであり、脚の内腿の
筋肉を目覚めさせるには最高である

 

多くの方が腿が弛んでいるが
これは殆どの女性が内腿を使わず
膝から下のふくらはぎだけで
歩いているから起こる現状であり
初めからハイヒールを履いた状態で
この意識を入れるのは不可能である

 

素足のエクササイズで出来なければ
ハイヒールを履いて行うとは
カナヅチの人が水泳のオリンピックへ
出場するようなものである

 

最後のエクササイズは全ての
素足のエクササイズを融合させた
ものであり、これがハイヒールと
同じ足捌きである

 

我ながら本当に良く出来ている
素足のエクササイズであると
コンサルティングで説明をする度に
溜め息が漏れてしまうほど、最高の
作品であるエクササイズである

 

オートクチュールレッスンでは
ハイヒールを履く前から
目の前でクライアントの方の脚が
素足のエクササイズだけで十二分に
変化している程の効果であるが
それはクライアントの方が真っ先に
気づかれるほどである

 

しかし、そこには継続が必要である

 

私のように日々、ストイックに
意識を入れている状態でも
一週間のブランクで踵に体重が
乗っている悲惨な状態を引き起こす

 

と云うことは、元々、このような
意識をしていない生活であったり
暫く意識をしていない人の身体は
自らの身体を半減させており一方で
努力をすれば、しただけの結果が
返ってくると云う可能性に満ちている

 

健康も美しさも他力本願では
絶対に不可能である

 

鏡の法則と同じく自分が行ったもの
意識をしていないものが
そのまま自分へ反射されて戻っており
全ては自己責任である

 

何も努力をしていないのに
人を羨ましいと感じたり願望を抱く前に
先ずは的を得た努力をしてみればいい

 

「いつかは・・・」との思考は
先延ばしの人生を創り
結局、一生、行わずに人生の幕が降りる

 

私たちは1日たりとも1秒たりとも
無駄にしている瞬間はないのである

 

宇宙の法則の一つであるが
今日、行うことは明日に回してならない
又、明日、行うことは今日するべきでない

 

今を生きる
瞬間を生きるからこそ
宇宙の法則が働くのである

 

 

 

◆本日のコンサルティングの方のBlog

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