Christian Louboutinからの美しくも容赦ない洗礼

遂にフランスは夏の二ヶ月間の
バカンスへと突入し、特に
この辺りはバカンスに入る前から
人々が目的地へ向かい、静かである



バカンス前の金曜日の夜を待たずして
木曜日には静かであり、家を出た瞬間
街の空気が静かであることを感じた



Peterの幼稚園は年長が2クラス
合わせて50人程であるが
金曜日の登校最終日は合計で
5、6人しかいなかった静かな朝だった



来週の14日フランス革命記念日を
境にパリの人はもっと激減し
いよいよ、こちらも夏本番である



以前から、Blogで綴りたいと
思っていたお二人の共鳴
La tour des Esprits neneさん
Camélia Ayakoさんの物語り



このお二人は偶然にも1日違いで
コンサルティングを始められ
偶然にも同じ週にルブタンの12cmの
クラシカルタイプのハイヒールで
レッスンに挑まれたが先週の話である



それまでneneさんは14cmのルブタンで
レッスンを受けられていたが、以前に
購入された12cmのクラシカルの話をされた
のがきっかけで、筋肉と身体のレベルを更に
引き上げるが如く、私から提案をした



ルブタン
neneさんのルブタン



Ayakoさんは昨年、購入したルブタンの
ハイヒールを修理に出さなくてはならず
靴の出張中に過去のヒールを履いたが
現在の彼女の筋肉レベルより遥かに低い
9cmのヒールが彼女の筋肉を怠惰させて
しまい、癖を発症し始めていた



そのため、緊急でハイヒールを探す旅を
せねばならない状況となったのが背景である



お互いに黙々と努力を重ねて
12cmのクラシカルタイプの靴で
レッスンを行う前は軸を捉えていた



しかし、Christian Louboutinの
クラシカルタイプの12cmは容赦ない



折角、積み上げてきたものを
打ち砕かれ、ゼロからリセット
されると云う洗礼を受ける



ストイックな方、美意識が高い方
自分との闘いが好きな方には最高な靴
それが12cmのLouboutinのクラシカル
タイプのハイヒールである



クラシカルタイプはプラットフォームと
異なり、厚みがない分、高さの表記が
そのままの実際のヒールの高さとなる



プラットフォームは厚みがある分
実際のヒールはマイナス1cm〜3cm
そして、クラシカルタイプは傾斜も
プラットフォームに比べて緩やかで
はないため、同じヒールの高さでも
感覚は険しいと感じるかもしれない



私も12cmのルブタンのクラシカルを
履くと、足を入れた瞬間に
“ここまで腹筋を引き上げなくては
ならないのか”と足を入れる度に今でも
恐れ入りました、と驚く



又、余談が長くなってしまったが
お二人とも初のクラシカルで
レッスンを受けた際に、洗礼を受けた
かのような衝撃であった



その時は、まさか同じタイミングで
同じハイヒールに挑戦をしている人が
いようとは思わず、孤独に衝撃を受けて
いる中で、まずはneneさんがAyakoさんの
Cinderella-heelsの記事をご覧になった



ルブタン
Ayakoさんのルブタン



そして、その記事をご覧になり
neneさんが美しき女神さまへの
エールでAyakoさんの共感と想いを
綴られ、こちらの記事をご覧になった
Ayakoさんが敢えて同じタイトルで
美しき女神さまへのエールと題して
neneさんへ共感と想いを綴られた



同じ志しでハイヒールに向き合い
自己と闘っているからこそ、共鳴
出来るところであり、実際にお会い
したことはなくとも、その存在だけで
人とは底力が出るものである



大変であれば、フラットシューズか
低いヒールを履けば良いのでは?と
思う方もいらっしゃるかもしれないが
人生の醍醐味とは何であろうか頭を
使って考えていただきたい



人によって成功の価値観が異なるが
仕事に於いて何も苦労せずに
成功をするよりも、目標を達成する
過程の中にこそ人が学べ、成長出来る
要素が含まれているのである



恋愛や結婚であれば、貴方達は
結ばれますと何の障害も問題もなく
結婚をしては二人の絆は深くならない



二人の間に障害があり、困難を
乗り越えたからこそ、二人の絆とは
強く太くなるものであり、安定する
関係の前の過程こそが大切なのである



この人生の哲学も
ハイヒールの哲学に共鳴をする



私はハイヒールレッスンに於いても
コンサルティングに於いても
各クライアントに必ず、次にお会い
するまでの、その時に相応しい課題を
お伝えをしているが、それを遂行するも
しないも私には痛くも痒くもない



私が出来るところは限られており
レッスンが終われば、後は己の
自己責任となり、私はそこまでは
責任が取れない



何かを成し遂げようとする者とは
孤独との闘いであり
これは、勿論、私も含めてである



私のレッスンを受けられた方々が
マインドが強くなっていき
外の世界に振り回されることなく
繊細に強く生きられるようになるのは
ハイヒールで美しく歩く過程に大きな
秘密が隠されているからである



こちらのお二人以外に今週から
ルブタンの12cmのクラシカルを
始められたのはMichiyoさん



Michiyoさんのルブタン



実は、もう一人、ルブタンの
12cmのクラシカルタイプで
レッスンをされている女性が
Norikoさんである



前回のオートクチュールレッスンで
プラットフォームでレッスンを受け
確かな手応えを感じたものの
ご本人の中で12cmのクラシカルから
遠ざかったことが美意識の境界線の
マインドが下がったと感じられてから
再び、プレタポルテでも手強い靴で
挑まれていらっしゃる



次回のオートクチュールレッスンでは
12cmのルブタンのクラシカルタイプで
受けるのが彼女の目標である



長男、長女が独立されても
自分の美学と向き合われる
Norikoさんも凛とした女性である



ご自身に厳しい代名詞を持たれる
私が敬愛するMaglieさん
こちらのハイヒールはMaglieさんには
最高のアイテムです



足の甲の幅は皆様、私も含め
初めは窮屈と感じますが
半年後を目指して、地道にコツコツと
少しずつ足を入れることで伸ばして
行かれれば、必ず伸びてくれます(笑)



2017年12月28日の誕生日へ向けて
今から12cmのルブタンのクラシカルを
手にされることを勝手ながらお勧め致します



軸を捉えられているMaligeさん
だからこそ最高の一品であり
こちらの境界線はMaglieさん
だからこそ狙って頂ける作品です



未だに私に篩をかけるハイヒール
足を入れた瞬間に強制的にも
無の世界へ連れて行ってくれる
美しくも容赦ないハイヒール



それが、12cmのクラシカルの
Christian Louboutinである



彼女がいる限り
私は落ちることが出来ないのである